| ギガビット毎秒 (Gbit/s) | ゼタオクテット毎秒 (Zo/s) |
|---|---|
| 1 ギガビット毎秒 | 1.25 × 10-13 Zo/s |
| 2 ギガビット毎秒 | 2.5 × 10-13 Zo/s |
| 3 ギガビット毎秒 | 3.75 × 10-13 Zo/s |
| 4 ギガビット毎秒 | 5 × 10-13 Zo/s |
| 5 ギガビット毎秒 | 6.25 × 10-13 Zo/s |
| 10 ギガビット毎秒 | 1.25 × 10-12 Zo/s |
| 20 ギガビット毎秒 | 2.5 × 10-12 Zo/s |
| 25 ギガビット毎秒 | 3.125 × 10-12 Zo/s |
| 50 ギガビット毎秒 | 6.25 × 10-12 Zo/s |
| 100 ギガビット毎秒 | 1.25 × 10-11 Zo/s |
| 基準 | ギガビット毎秒 (Gbit/s) | ゼタオクテット毎秒 (Zo/s) |
|---|---|---|
| A dial-up modem | 0.000056 Gbit/s | 7 × 10-18 Zo/s |
| Typical home broadband | 0.1 Gbit/s | 1.25 × 10-14 Zo/s |
| Gigabit Ethernet | 1 Gbit/s | 1.25 × 10-13 Zo/s |
| Streaming a 4K film | 0.025 Gbit/s | 3.125 × 10-15 Zo/s |
毎秒 ギガビット は、毎秒 10 億 ビット にあたる データ の伝送の速さの単位です。記号は Gbit/s で、しばしば Gbps とも書かれます。有線 の 構内 通信網 の標準に名を与え、いまでは 家庭 の 光ファイバー の 接続 でも ますます そう なっています。
ギガビット・イーサネット は、1998 年 に 光ファイバー 向け、1999 年 に ふつうの 撚り対 の 銅 向け に定められ、それを あまねく 広めた のは 銅 の版 でした。それ以前の 毎秒 100 メガビット の標準を運んでいた 同じ 配線 で 100 メートル を走りますから、建物 は 配線 ではなく 機器 を取り替えるだけで 新しく できたのです。この ひとつ の 性質 が、ひと世代 のあいだ ギガビット を 既定 の 接続 に定めました。
オクテット でいえば、毎秒 1 ギガビット は 毎秒 125 メガオクテット です。よい 機械 式 の ハードディスク の速さに ほぼ 等しく、いまの 半導体 の 装置 より かなり 遅い のです。ですから ギガビット の 通信網 は、かつてのような 詰まり どころ では なくなりました。多くの ありふれた 組み合わせ で、いまや 通信網 のほうが どちらか の端の蓄えを 追い越せ ます。
家庭向けの 光ファイバー の 契約 は ふつうに ギガビット をうたい、この数値は 技術 の 敷居 というより 売り物 の 敷居 になりました。使いきれる家は まず ありません。1 ギガビット は 高精細 の 映像 を 200 本 ほど 同時 に流すに足ります。日ごろ の 利点 は 通す量 ではなく、詰まり の なさ です。それが 遅れ を 低く 一定 に保ちます。
ギガビット の上でも、はしご は同じ きざみ で続きます。毎秒 10 ギガビット の イーサネット は、データ 処理場 の 提供機 と 交換機 のあいだの標準です。25、40、100、400 ギガビット の回線が、棚 と 建物 と 都市 を結びます。どれも 同じ単位の 倍数 であり、どれも いまなお 毎秒 ビット で数えられます。光 と 銅 が実際に運ぶのが それ だからです。
無線 も あとを 追いました。のちの 構内 無線 通信網 の規格は、毎秒 1 ギガビット を超える 頂 の速さを掲げます。ただし その数値は、機器 が 1 台、条件 が申し分なく、通り道 の 幅 を まるごと 使う ことを前提にしています。ふつうの住まいでの ほんとうの 無線 の 通す量 は、うたわれた 頂 の 3 分の 1 から 半分 ほどで、機器 が 1 台 増える ごとに その差は 広がり ます。
毎秒 1 ギガビット は、毎秒 10 億 ビット、毎秒 125 メガオクテット、あるいは 毎秒 およそ 0.9313 ギビビット に等しくなります。
毎秒 ゼタオクテット は、毎秒 1000 エクサオクテット、すなわち 毎秒 8 ゼタビット にあたる データ の伝送の速さの単位です。記号は Zo/s です。この速さの回線は、人類 が これまでに蓄えた すべて を 1 秒 も かけず に運びます。それが、いまの 工学 から どれほど 遠い か を もっとも はっきり 言い表す 道 です。
この 比べ もの は 丁寧 にする値打ちがあります。世界に蓄えられた データ の見積もりは 数百 ゼタオクテット に達しますから、毎秒 1 ゼタオクテット は、その すべて を せいぜい 数分 で動かし、その かなり の 割合 を 毎秒 動かすことになります。その速さで データ を生めるものも、それを蓄えられるものも ありません。ですから この単位は、あり得る 源 も あり得る 行き先 も ない 容量 を表しているのです。
これを 技術 の 努力 の問題 以上 の ものにしている 縛り が 電力 です。1 ビット を送るには 電力 が要ります。光学 の部品でも、それを 駆動 する 電子 の 仕掛け でも、無駄 な 熱 を 逃がす 冷やし でも。いまの 光 の仕組みは、端 から 端 まで 1 ビット につき 1 ピコジュール ほど を使います。毎秒 1 ゼタオクテット なら、それは 回線 だけ で 数 ギガワット の 連続 の 電力 になり、大きな 発電所 何基 ぶんかの生み出す量にあたります。
この数値は かたい 物理 の 限り ではなく 技術 の 限り であり、着実 に下がってきました。光 の伝送の 1 ビット あたりの 電力 の 費え は、40 年 のうちに 何桁 も 下がり、いまも 下がりつづけて います。熱力学 が定める 理屈 のうえの 底 は さらに ずっと 下 です。ですから 障り は 物理 ではなく 技 の ほう にあります。
この単位の 実際 の 役目 は、何か の 使いみち ではなく、接頭語 の体系の 完全さ にあります。ゼタ の 手前 で終わる伝送の速さの表は、それを必要とする者に 名 を作らせ、競い合う 作り名 こそ、測り の体系が 割れて いく 道 です。はしご ぜんたい を定めておくことは 何 の 費え もかからず、それを防ぎます。
換算器 にとっての計算は、ほか の どの 接頭語 とも同じです。毎秒 1 ゼタオクテット は 毎秒 8 ゼタビット、1000 エクサオクテット、100 万 ペタオクテット です。その量が 手 の届かない ものだからといって、規則 が 変わる わけでは ありません。
毎秒 1 ゼタオクテット は、毎秒 1000 エクサオクテット、毎秒 8 ゼタビット、あるいは 毎秒 およそ 0.8470 ゼビオクテット に等しくなります。