| オクテット毎秒 (octet/s) | ビット毎秒 (bit/s) |
|---|---|
| 1 オクテット毎秒 | 8 bit/s |
| 2 オクテット毎秒 | 16 bit/s |
| 3 オクテット毎秒 | 24 bit/s |
| 4 オクテット毎秒 | 32 bit/s |
| 5 オクテット毎秒 | 40 bit/s |
| 10 オクテット毎秒 | 80 bit/s |
| 20 オクテット毎秒 | 160 bit/s |
| 25 オクテット毎秒 | 200 bit/s |
| 50 オクテット毎秒 | 400 bit/s |
| 100 オクテット毎秒 | 800 bit/s |
| 基準 | オクテット毎秒 (octet/s) | ビット毎秒 (bit/s) |
|---|---|---|
| A dial-up modem | 7000 octet/s | 56000 bit/s |
| Typical home broadband | 12500000 octet/s | 100000000 bit/s |
| Gigabit Ethernet | 125000000 octet/s | 1 × 109 bit/s |
| Streaming a 4K film | 3125000 octet/s | 25000000 bit/s |
毎秒 オクテット は、毎秒 8 ビット にあたる データ の伝送の速さの単位です。記号は octet/s です。ソフト が伝送の速さを告げるのは この単位で、機器 と 通信 の 役務 が うたう のは 毎秒 ビット です。ふたつ の慣わしのあいだの 8 倍 は、尽きることのない 混乱 の もと です。
役割 の分かれかたは、いちど わかれば 筋 が通っています。物 としての回線を表すもの、すなわち イーサネット の 差し口、光ファイバー の 接続、無線 の 通り道、広帯域 の 契約 は、毎秒 ビット で示されます。信号 が ほんとうに 運ぶのが ビット だからです。ある場所から 別の 場所へ移る ファイル を表すものは、毎秒 オクテット で示されます。ファイル は オクテット で測られるからです。
毎秒 100 メガビット として売られた回線で 毎秒 12 メガオクテット と告げる 取り寄せ の 道具 は、広告 に 逆らって いるのではありません。同じ速さを もう ひとつ の慣わしで言っているだけで、あいだの計算は 8 で割ることです。これに気づけば、インターネット の速さについての もっとも よくある 苦情 の もと が ただちに 消えます。
毎秒 1 オクテット という値が現れるのは、毎秒 1 ビット と同じ 狭い 場 だけです。深宇宙 の 遠隔 測定、低消費 の 感知器 の回線、そして もっとも 遅い 昔ながら の 直列 接続 です。毎秒 100 オクテット の速さなら、文 の 1 頁 を 20 秒 ほどで運びます。1970 年代 には ふつうの 経験 でしたが、いまでは 想像 も つきません。
この単位は、円盤 と 接続口 の 通す量 の語りかたも支えています。毎秒 500 メガオクテット を保つ 装置 は、その 接続口 に 毎秒 4 ギガビット を通しています。ふたつ の数値を 合わせる ことは、仕組みの 設計 の 日常 の仕事です。ギガビット で格づけされた 接続口 は、オクテット で格づけされた 装置 と比べねばならず、8 倍 という差が、一方 が 他方 を 飢えさせる かどうか を決めます。
蓄えの 道具 が この慣わしを 固めて います。ファイル の 写し取り の 道具 も、控え の プログラム も、命令 行 の 転送 の 道具 も、みな 毎秒 オクテット かその 倍数 で告げ、通信網 を測る 道具 は みな 毎秒 ビット で告げます。ふたつ を 同時 に読む人は、換算 を 頭 に 置いて おかねば なりません。この区別を はっきり 言う値打ちがあるのは、まさに そのためです。
毎秒 1 オクテット は、毎秒 8 ビット、毎秒 0.008 キロビット、あるいは 毎秒 0.001 キロオクテット に等しくなります。
毎秒 ビット は、データ の伝送の速さの基本の単位です。記号は bit/s で、しばしば bps とも書かれます。ある 通り道 が 1 秒 に運ぶ 2 進 の決めごとの数を数えるもので、伝送の速さの ほか の どの 単位も、その 倍数 です。
速さ ですから、量 を 時間 で割った かたち を持ちます。毎秒 メートル や 毎秒 リットル と まったく 同じ です。おかげで計算は 素直 です。ある 毎秒 ビット の回線に、秒 で表した 長さ を掛ければ、運ばれた ビット の総数が出ます。それを 8 で割れば オクテット になります。
この単位は ボー と 分けねば なりません。ボー は ビット ではなく 記号 を 毎秒 で数えます。初期の モデム は 記号 1 つ につき 1 ビット を送ったので、ふたつ の数は 一致し、語 も 互いに 使われました。いまの やりかた は、位相 と 振幅 を 一緒 に変えることで、記号 1 つ に 何 ビット も 収めます。ですから 3000 ボー の 通り道 が 毎秒 33600 ビット を運ぶこともあります。どれだけの情報が動くかを語るのは、ビット の 速さ だけです。
クロード・シャノン が 1948 年 に 理屈 のうえの 天井 を定めました。ある 通り道 の 毎秒 ビット の 容量 は、その 帯域 と、信号 と 雑音 の 比 で決まり、どの 符号 の やりかた も それを超えられません。それ以来の モデム と 無線 の 設計 の 進み は すべて、その 限り に もっと 近づく 試み であり、いまの仕組みは デシベル の わずかな 分 まで 迫って います。
実際 には、回線の 生 の ビット の 速さ が、役に立つ データ の届く速さであることは ありません。手順 の 見出し、誤り を直す 符号、受け取り の 知らせ、送り直し が みな 容量 を食い、使える 割合 は 有線 なら たいてい 90 から 95 パーセント、分け合う 無線 なら もっと 少なくなります。
毎秒 1 ビット という値が挙げられることは まれ です。ほとんど どの 通り道 も それより 速い からです。例外 は 深宇宙 の通信で、数十億 キロメートル 先 の 探査機 が 毎秒 数十 ビット で データ を返すことがあります。もう ひとつ は、電池 を もたせる ために 長い 間 を おいて わずかな ビット を送る、低消費 の 感知器 の 通信網 です。
毎秒 1 ビット は、毎秒 0.125 オクテット、毎秒 0.001 キロビット、あるいは 毎秒 およそ 0.0009766 キビビット に等しくなります。