| キビビット (Kibit) | ゼビオクテット (Zio) |
|---|---|
| 1 キビビット | 1.08420217249 × 10-19 Zio |
| 2 キビビット | 2.16840434497 × 10-19 Zio |
| 3 キビビット | 3.25260651746 × 10-19 Zio |
| 4 キビビット | 4.33680868994 × 10-19 Zio |
| 5 キビビット | 5.42101086243 × 10-19 Zio |
| 10 キビビット | 1.08420217249 × 10-18 Zio |
| 20 キビビット | 2.16840434497 × 10-18 Zio |
| 25 キビビット | 2.71050543121 × 10-18 Zio |
| 50 キビビット | 5.42101086243 × 10-18 Zio |
| 100 キビビット | 1.08420217249 × 10-17 Zio |
| 基準 | キビビット (Kibit) | ゼビオクテット (Zio) |
|---|---|---|
| A plain text message (160 characters) | 1.25 Kibit | 1.35525 × 10-19 Zio |
| A three-minute MP3 | 23437.5 Kibit | 2.5411 × 10-15 Zio |
| A smartphone photo | 31250 Kibit | 3.38813 × 10-15 Zio |
| A high-definition film | 31250000 Kibit | 3.38813 × 10-12 Zio |
| A dual-layer Blu-ray disc | 390625000 Kibit | 4.23516 × 10-11 Zio |
キビビット は、1024 ビット にあたる デジタル 情報の単位です。記号は Kibit です。2 進 の 接頭語 の 最初 のもので、1998 年 に 国際 電気 標準 会議 が定めた 一群 の単位です。1960 年代 から 計算機 の世界に くすぶって いた 取り違え を終わらせるためでした。
問題は 単純 でした。計算機 は記憶を 2 の べき で 番地 づけ しますから、記憶は 1000 ではなく 1024 の かたまり で来ます。技術者は その量に メートル法 の 接頭語 キロ を借りました。1024 が 1000 に近いからで、小さな数なら その 近似 は 害 がありませんでした。しかし 蓄えと伝送は ほんとうの 1000 で数えたので、同じ 接頭語 が、機械の どの 部分 を語るかで ふたつ の別のものを指したのです。
IEC の答えは、新しい名を作ることでした。キビ は「キロ 2 進」を縮めたもので、その型は メビ、ギビ、テビ、ペビ、エクスビ、ゼビ、ヨビ と続きます。どれも その下の 1024 倍 で、記号は いずれも 大文字 のあとに 小文字 の i が続く かたち です。Ki、Mi、Gi、Ti など。こうして キロビット は 1000 ビット だけを意味するようになりました。
1 キビビット は 128 オクテット で、キロビット との差は 2.4 パーセント です。この小さな差こそ、ふたつ が 長く 取り違え られた理由です。この大きさでは 誰も 気づきません。ずれ は 段 ごとに 2.4 パーセント ずつ 積み重なり、メビビット で 5 パーセント、ギビビット で 7 パーセント、ヨビビット では 21 パーセント に達します。そこで あいまいさ が ほんとうに 高く つき はじめる のです。
受け入れは 部分的 で まちまち です。規格 の 団体、リナックス の 中核、そして 技術 の 文書 の 大半 は、IEC の 接頭語 を正しく使います。売り場の ソフト は おおむね そう ではなく、多くの プログラム が いまも KB と書きながら 1024 で割ります。ですから 読み手は しばしば、ある数が どちらの 慣わしに従うのかを 前後 から 察さねば なりません。まさに その規格が 防ごう としたことです。
実際には キビビット そのものは、小さな記憶 素子 の仕様書、組み込みの仕組みが使う 直列 記憶、そして 2 の べき が きっちり 効く 手順 の 文書 に、主に 現れます。1000 ではなく 1024 を意味したい ところ では、これが 正しい 単位です。
1 キビビット は、1024 ビット、128 オクテット、あるいは 1.024 キロビット に等しくなります。
ゼビオクテット は、2 の 70 乗 オクテット、すなわち 1024 エクスビオクテット にあたる デジタル 情報の単位です。記号は Zio です。ゼタオクテット の 2 進 の 相方 であり、ふたつ は 18.1 パーセント 違います。
この大きさのものは 存在しません。人類 が持つ データ の総量は、あらゆる 写し と あらゆる 控え を数えても 数百 ゼタオクテット と見積もられ、1 ゼビオクテット は 1.18 ゼタオクテット です。ですから 世界が持つのは、この単位で 数百 ぶんに すぎません。世界の 蓄え ぜんたい が 大きな 倍数 ではなく 小さな 倍数 になる、はじめての 2 進 の単位です。
この単位は 使うため ではなく、体系を そろえる ために定められています。メートル法 でも IEC の体系でも、それは 意図 された 性質 です。どの 接頭語 も 例外なく どの単位にも付きますから、Zio を見たことのない読み手も 接頭語 だけで解けます。どこか 適当 な ところ で 名 が尽きる体系は、これから 使う すべての人に 独自 の 継ぎ足し を 強い ます。そして 競い合う 継ぎ足し こそ、あいまいさ の 生まれる ところ です。
この単位が 自然に 立ち上がる 場 が ひと つ あります。64 ビット を超える蓄えの 番地 づけ は、必要 とされないまま 設計 されてきました。ファイル の仕組み ZFS は 128 ビット の 区画 の 指し手 を使い、名 の付いた どの 2 進 の 接頭語 も はるか に超える 理屈 のうえの 容量 を持ちます。そうした仕組みが 途中 の 限り を掲げるなら、その 限り は この範囲に落ち、ゼビオクテット で書くのが 正しい のです。
ゼビオクテット と ゼタオクテット のあいだの 18.1 パーセント の 隔たり は、見通し を読むときに 心 に 留めて おく値打ちがあります。世界の データ の伸びの 予想 は ゼタオクテット で公表されますが、2 進 で計算して 10 進 で告げたものは、5 分の 1 近く ずれて います。そうした 予想 は もとより 粗い ので、この 誤り が 不確かさ の 最大 の もと ではありませんが、避け られる もの ではあります。
記号 Zio は、IEC の どの 記号 とも同じく、大文字 のあとに 小文字 の i、そして 単位 が続く かたち です。読み手 に どちら の量かを 疑い なく 告げるのは、本文 の 言葉 ではなく その i の 有無 です。それを落とした 文書 は、言った ように 見える ことを 言って いないのです。
1 ゼビオクテット は、1024 エクスビオクテット、1180591620717411303424 オクテット、8 ゼビビット、あるいは およそ 1.181 ゼタオクテット に等しくなります。