セルシウス度は、標準気圧のもとで水が 0 で凍り 100 で沸騰する目盛りにおける温度の単位です。記号は度の記号に C を続けたものです。世界のほとんどすべての国で日常の温度単位として使われており、その 1 度の幅は ケルビン とまったく同じです。
アンデルス・セルシウスは 1742 年、数字を逆向きにしてこの目盛りを提案しました。水の沸点を 0、凝固点を 100 としたのです。ひっくり返したのがセルシウス本人か、カール・フォン・リンネか、器械職人のダニエル・エークストレームかについては議論がありますが、反転は彼の死から数年のうちに起こり、以来この目盛りは上向きに進んでいます。2 世紀のあいだは百分度目盛りと呼ばれ、1948 年にセルシウスにちなむ名に改められました。フランスやスペインの測量では、百分度がすでに直角の 100 分の 1 を指していたことも理由のひとつです。
今日の定義は、もはや水にまったく言及しません。セルシウス目盛りは ケルビン から定義され、0 度をちょうど 273.15 ケルビン と定めています。ケルビン 自体は 2019 年からボルツマン定数によって固定されています。水の凝固点と沸点は、いまや定義ではなく測定の結果であり、あらゆる条件のもとでちょうど 0 や 100 に来るわけでもありません。
天気を ファーレンハイト度 で伝える大国はアメリカだけであり、そのアメリカでも科学は セルシウス度 で動いています。体温、調理、気象、工業のプロセス制御はいずれもこの単位を使い、二つの基準点は覚えやすいので、多くの人は知らない温度でも換算なしに見当をつけられます。
ここ では 文法 の 区別 が 実 の ある 意味 をもちます。温度 は 摂氏 度 で書きますが、二 つ の 温度 の 差 は ケルビン で書きます。二 つ の 目盛り は 同じ 刻み を分かちあい、零 の 置き場所 だけ が 異なる からです。ですから 熱 の 計算 は、温度 そのもの を 摂氏 で示す ときでも、比熱 を 1 キログラム 1 ケルビン あたり の ジュール で表します。摂氏 五 度 の 上がり は、ちょうど 五 ケルビン の 上がり です。この 決まり は、絶対 の 温度 と 温度 の 差 を まぜた 計算 に出あう まで は 細かすぎる ように見えます。その とき、両者 を分けておく こと だけ が、273.15 の ずれ が 式 に入り込む のを防ぎます。
0 セルシウス度は 273.15 ケルビン、あるいは 32 ファーレンハイト度に等しく、1 セルシウス度の変化は 1.8 ファーレンハイト度の変化に等しくなります。
| 単位 | 記号 | 1 セルシウス度の値 | この単位1つの値 | 換算ツール |
|---|---|---|---|---|
| ケルビン | °K | 274.15 °K | -272.15 °C | セルシウス度からケルビン |
| カ氏度 | °F | 33.8 °F | -17.2222222222 °C | セルシウス度からカ氏度 |